は、人に悪魔の姿に繋がるような考えを起こさせる場合もある。
スエデンボルグは「悪あるいは罪でさえ、その正体は善からの離反に過ぎない」と述べている。
地獄は他の霊と離間した霊達で作られている。が、天国の霊達は他の者の為に役立とうとしている。

一人を他者の上に置く、という事で世界は分裂する。
そして、このように世界を分裂させる事が悪なのであり、それはそれ自体に罰を含んでいる。
自分を他者から離間させる者は、それだけ自分を不幸にしている。
これは天国では在り得ない事であり、一人の喜びは万人の喜びになっている。

他者に敵対すれば、彼は他者も自分に敵対してくる事に気づく。
だから、悪や離反は自分で自分が受ける罰を作り出している。
このような離反の中で生きる者達にとって、天界の(用、役立ち、仕事、奉仕)は雲に隠れた太陽のような存在である。

上記はウィルソン・ヴァン・デュセン「他界の存在 The Presence of Other Worlds」からの抜粋です。 
悪とは善からの分離です。
自分を他者の上に置き「自分は偉い」と考える事は悪の源泉です。
宗教指導者などは「自分は偉い」と信じている人間が多く、危険です。
世界を分裂させる宗教は悪そのもの、と言えます。

信じている神仏の名前や、聖書や経典の単なる知識や、宗教儀式は、天界の善に関与しません。

(へちま)

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