さあ、われわれは彼(ヨセフ)をイシマエルびとに売ろう。彼はわれわれの兄弟、われわれの肉親だから、彼に手を下してはならない。(創世記37.27) 『兄弟』の意義は善から生まれた血縁関係であり、『イシマエル人』は単純な善にいる者たちを表象し、ヨセ
2011年06月
花咲か爺
善い人は、良いものを入れた倉から良いものを取り出し、悪い人は、悪いものを入れた倉から悪いものを取り出してくる。(マタイ12.35) 心安らかで堅実に暮らす心優しい老夫婦が、一匹の白い仔犬を拾いわが子同然にかわいがって育てる。 あるとき犬は畑の
エホバの祝福
神は彼らを祝福して言われた、「生めよ、ふえよ、地に満ちよ、地を従わせよ。また海の魚と、空の鳥と、地に動く全ての生き物とを治めよ」。(創世記1.28) 自己愛により他者を支配しようとしない者たちはその者たち自身の家で静かにくらしている。かれら
異邦人
『家を建てる者の捨てた石、これが隅の親石となった。これは、主がなさったことで、わたしたちの目には不思議に見える』だから、言っておくが、神の国はあなたたちから取り上げられ、それにふさわしい実を結ぶ民族に与えられる。(マタイ21.42-43) 異邦人で
世の学問に優れた者
主なる神が造られた野の生き物のうちで、蛇が最も狡猾であった。(創世記3.1) 自分の目は開いており、自分は神のように何が善であり、何が悪であるかを知っていると、自分自身を愛すると同時に世の学問にすぐれている者にもまさって強く信じる者があろうか
善と悪の連結
汚れた霊は、人から出て行くと、砂漠をうろつき、休む場所を探すが、見つからない。それで、『出て来たわが家に戻ろう』と言う。戻ってみると、空き家になっており、掃除をして、整えられていた。そこで、出かけて行き、自分よりも悪いほかの七つの霊を一緒に連れて来て、中
悪と誤謬とに対する恐怖
するとイエスは彼に言われた、「サタンよ、退け、「主なるあなたの神を拝し、ただ神にのみ仕えよ」と書いてある」。そこで、悪魔はイエスを離れ去り、そして、御使いたちがみもとへきて仕えた。(マタイ4.10-11) 悪と誤謬とがいくたの試練の争闘により征服され
良心
イエスは女に答えて言われた、「この水を飲む者はだれでも、またかわくであろう。しかし、わたしが与える水は、その人のうちで泉となり、永遠の命に至る水が、わきあがるであろう」(ヨハネ4.14) 何ら良心をもたない状態から発した思考は、自分自身が善い真のも
状態の変化
あなたは6年の間、地に種をまき、その産物を取り入れることができる。しかし、7年目には、これを休ませて、耕さずに置かなければならない。(出エジプト23.10-11) 再生しつつある人間のもとには二つの状態が在ることがこれまで知られていなかった。 理解は真
天界の光
言の内に命があった。命は人間を照らす光であった。(ヨハネ1.4) たれでも子供時代に、善と真理とに初めて滲透しつつある間は、かれは両親や教師から話され、教えられるものは真であるという肯定的な観念の中に主により留めおかれているのである。 霊的な人間に