物質界での生活において完全性を達成できなかった魂は、その後、浄化の為の試練を新たな生活で体験します。
つまり、魂は多くの物的生活を体験するという事です。

貴方達も私も皆、それぞれに何回かの物的生活の経験があります。

魂は一つの身体を離れた後、別の身体をまといます。
つまり、新しい身体で再生するという事になります。

再生(輪廻転生)の目的は罪障消滅人類の進歩・向上です。
これなくしてどこに神の公正がありましょう。
一回の再生ごとに霊は一歩向上します。
それを重ねて不純なもの(性質、思想)を浄化しきれば、もう物的生活による試練は必要でなくなります。

再生の回数は一人一人違います。
進歩の速い者は試練は少なくて済みます。
とは言え、再生の回数は多いのが常です。
進化の道は無限といっても良いほどですから。
最後の物的生活を終えた後、霊は浄化され尽くした霊として、至福の境涯へと入ります。

 

上記はカルデックの「霊の書」からの抜粋です。 
仏教では輪廻転生が説かれてきましたが、キリスト教やスエデンボルグは輪廻転生を説きません。
1回の人生で天界に到達するのは無理でも、殆どの人は輪廻転生を繰返した後、至福の境涯へ入れると思います。
但し、私の理解では、今、地球における輪廻転生システムに大きな変更が生じています。
過去、多くの人々が、地球において多くの生涯を重ねてきました。が、今生以降は、各々が様々な道に分かれていくと思います。
今は、最後の審判と霊界の再編成が行われています。
(へちま)