スエデンボルグは、霊は人間を通じて行動できる、と述べたが、これが憑依である。 私(精神科医)も、繰り返し、それを目にした。 例えば、「自分はキリストだ」と主張する男の声が、女性患者から発せられる時には、彼女には不自然な低い声になるのだった。 低次
2019年03月
霊界とのチャンネル
霊界との特別な繋がりを持つ人がいるのはなぜか? 全ての人間に霊界とのチャンネルが開いていれば、他者の為の媒体になろうと、魂が転生する意味も余りない。 この世の多くの者は、意志力が足りないか、疑念や怖れのせいか、自分の繋がりを作動させるのが非常に難
接触する心と閉じたドア
高次元の者は幻覚患者の内なる感情とダイレクトに接触できる。 それを男の患者の例で紹介しよう。 彼は長い間、「お前をどうやって殺してやろうか」と脅してくる低次元の者達の声を聞かされ続けてきた。 ある夜、彼は太陽のような光に出会った。 光が低次元の者
地上で成熟する為の知識
地上の人間全てが正しい知識を持ち、自然な生き方をすれば、死に方があっさりとして、少しも苦痛を伴なわないようになります。 そして、死後の霊的身体を調節する必要もないでしょう。 ところが残念な事に、実際はそんなにうまく行っておりません。 地上を去って霊界
高低2種類の性格の声
多くの幻覚患者に共通していた事は、彼らがもう一つの別世界の人間と接触を持っている、と感じている事だった。 そして、どの患者も幻覚の中の人物達を生きた人間と考えていた。 ほとんどの場合、幻覚は突然やってくる。 ある女性患者は庭で仕事をしている時に、姿の
死後に関する単純な信仰
人間は霊魂について何の観念も持てなかった為、極めて多くの者は、霊魂は身体が死ぬと消滅してしまう、という信念を避ける事ができなかった。 このことが学者が単純な者よりも死後の生命を信じていない理由である。 彼らは死後の生命を信じていない為、その生命に即した霊
他界と霊の存在と影響力
精神病患者が眼に見えぬ他者によって戸惑わされたり、そんな他者と会話していたりすれば医者や看護人達は「彼らは幻覚に把われている」と判断する。 多くの幻覚患者達はこのような体験を秘密にしている。なぜなら、それが異常であり狂気の証拠だと自分で知っているからだ。
心を静めてベストを尽くす
世のごたごた、利己主義、無知、このような世間はそのまま捨ておきなさい。 そうして心にしっかり天界の甘美を抱いておいでなさい。 お互いに我らは辛抱が大事です。 故に、周りの人たちに寛容でありなさい。 同胞たちに善意をもって向かいなさい。 これが見えない
心の声を聞く訓練
ハートは、貴方の本心を知っています。 表面的に右だと言っても、貴方のハートは左が答えだと知っているのです。 ハートは決して嘘をつきません。 ハートは真実を受け取る器官なので、貴方の作った嘘や口実に対して、全く興味を示しません。 『こうあるべき』、『こ
理解できない感覚的な人間
人間の中には互に明確に区別されている二つのものが、すなわち、合理的なものと自然的なものが存在している。 合理的なものは内なる人を構成し、自然的なものは外なる人を構成している。 自然的なものも、合理的なもののように、それ自身の外なるものと内なるものを持